災害時に食を通じてコミュニティーを守る人材を育成

非常食って何を選んだらいいの？ 防災用品って何から用意したらいいの？ 「食育防災アドバイザー」は、災害時に食の安全を通じて自分や家族、コミュニティーを守る「日本食育防災士」に準ずる資格として、日本食育HEDカレッジが昨年11月に創設。短期集中型・体験型のカリキュラムで、すぐに役立つ知識や技能を身に付ける。

２日間の日程で楽しく学び実践力を身に付ける

「防災ワーク」「備蓄ワーク」「災害想定ワーク」など少人数のワークショップを通じ、２日間の日程で食育と災害の知識を楽しく学ぶ。両日ともランチ付きで、実際に災害食の調理や給仕を体験しながら実践できる力を習得。２日目は筆記試験を行い、講座修了者には「食育防災アドバイザー認定証」を付与する。

資格を生かす場づくりで取得後の活動もサポート

資格を取得して終了ではなく、資格を生かすためのさまざまなサポートを用意。資格取得中から受講できるオンラインセミナー、身に付けた知識・技能を生かすためのBBQ、ローリングストックパーティ、炊き出しイベントなどを開催。出会った仲間たちと楽しめる「クラブ活動」の場もつくっている。